私はデュッセルドルフに4年間住んでいました。その間、ワーキングホリデーでドイツに来ている日本人の友人が何人もいて、日本食レストランで働く人や、ホテルでの仕事を経験した人など、働き方はさまざまでした。
この記事では、私自身がデュッセルドルフで暮らしていたときに見た友人たちの仕事探しをもとに、「どんな仕事をしていたのか」「どこで仕事を探していたのか」「ドイツ語ができなくても仕事は見つかるのか」を整理します。
なお、ワーキングホリデーの条件や最低賃金などは変更されることがあります。制度に関する部分は2026年9月時点の公式情報をもとにしていますが、申請や就職の際は最新情報も確認してください。
ドイツのワーキングホリデーとは

ドイツのワーキングホリデー制度は、日本とドイツの合意に基づき、若い人がドイツの文化や日常生活を体験するための制度です。
ドイツ外務省の案内では、日本国籍者は申請時に18歳以上31歳未満であることが条件の一つです。滞在期間は3か月以上1年以内、最長365日で、滞在中はドイツのさまざまな職場で働くことができます。
ただし、ワーキングホリデーは「ドイツで働くことだけ」を目的とした制度ではなく、休暇を過ごしながら文化や生活を経験することが前提になっています。申請条件や必要書類については、ドイツ外務省の最新案内を確認してください。
デュッセルドルフで実際に見たワーホリの仕事

私がデュッセルドルフに住んでいた頃、ワーホリで来ていた日本人の友人の中には、日本食レストランで働いている人がいました。正社員としてではなく、週に数日シフトに入るような働き方をしていました。
特にインマーマン通り周辺には日本食レストランなどが集まっていて、私の周りでもこのエリアで仕事を見つけた人がいました。
インマーマン通りの雰囲気や日本人街については、別記事のデュッセルドルフ日本人街(インマーマン通り)の記事で詳しく紹介しています。

また、別の友人はホテルでAusbildung(職業訓練)をしていました。私の周囲では、ドイツに来た後の経験をきっかけに、その後の長期滞在につながった人もいます。
一方で、「ワーホリなら誰でも簡単に採用される」「ドイツ語がまったくできなくても問題ない」とまでは言えません。求人や職場によって求められる言語、経験、勤務時間などは違います。
私の周りではどうやって仕事を探していた?

デュッセルドルフで暮らしていて感じたのは、求人サイトだけが仕事探しの入口ではないということです。
- 求人サイトから応募する
- 日本人向けの掲示板やコミュニティで探す
- 友人・知人から求人情報を聞く
- 店頭の求人情報を確認する
求人サイトから探す
オンラインで探す場合は、IndeedやStepStoneなどの求人サイトがあります。応募条件は求人ごとに異なるため、「ワーホリ向け」と決めつけず、仕事内容、必要な言語、勤務時間、契約条件を確認して応募することが大切です。
日本人向け掲示板やコミュニティ
私が住んでいた頃は、日本人向けの掲示板や在住者同士のコミュニティで求人情報を見る人もいました。日本語で情報を得られるため、渡独直後には探しやすい方法の一つです。
ただし、掲示板やSNSで見つけた求人だから安心とは限りません。採用が決まったら、給与、勤務時間、仕事内容、休暇、契約期間などを確認してから働くことが重要です。
友人からの口コミで仕事を知ることもあった
私の周りでは、友人同士で「あのお店が人を探しているよ」と求人情報を共有することもありました。現地に知り合いが増えると、求人サイトには出ていない情報を聞くこともあります。
ただ、知人の紹介であっても雇用条件の確認は別です。ドイツ政府の公式ポータル「Make it in Germany」でも、労働契約では給与、労働時間、休暇、契約期間などを確認するよう案内しています。
ドイツ語ができなくても仕事は見つかる?

私の友人には、ドイツ語がほとんど話せない状態で現地のレストランに採用された人もいました。そのため、「ドイツ語が完璧でなければ仕事が一つもない」というわけではありません。
ただし、これは私の周囲で実際にあった例です。すべての職場で同じとは限りません。接客などお客さんとの会話が多い仕事では、ドイツ語を求められる場合がありますし、英語が使えることが条件になる求人もあります。
仕事探しだけでなく、役所、住居、病院、買い物など日常生活でもドイツ語を使う場面はあります。渡独前から少しずつ勉強しておくと、仕事と生活の両方で助けになると思います。
2026年のドイツの最低賃金

ドイツの法定最低賃金は、2026年1月1日から時給13.90ユーロ(額面)です。
ここで注意したいのが、求人に書かれている給与と実際の手取りは同じとは限らないことです。通常、給与は額面(Brutto)で示され、個人の条件に応じて税金や社会保険料などが差し引かれます。
そのため、「週に何日働けば毎月いくら貯金できる」と一律に計算するのは難しいです。勤務時間だけでなく、家賃や保険、税金などによって手元に残る金額は変わります。
最低賃金は変更されるため、仕事を探すときにはドイツ政府の最新情報も確認してください。
仕事が決まったら契約内容を確認する

ワーホリで仕事を探していると、「とにかく早く仕事を決めたい」と思うこともあるかもしれません。それでも、働き始める前に条件を確認しておくことは大切です。
- 給与はいくらか
- 週に何時間働くのか
- 仕事内容は何か
- 契約開始日・終了日はいつか
- 休暇や試用期間はどうなっているか
- 退職・解約の条件はどうなっているか
ドイツでは書面による労働契約が一般的です。分からない条件があれば、そのままにせず雇用主に確認してから契約する方が安心です。
よくある質問

ワーホリなら必ず仕事が見つかる?
必ず見つかるとは言えません。都市、時期、語学力、職歴、希望する職種などによって状況は変わります。求人サイトだけでなく、日本人向けの掲示板や知人からの情報など、複数の方法で探すのが現実的です。
ドイツ語が話せなくても働ける?
職種や職場によります。ドイツ語が十分に話せなくても応募できる求人はありますが、接客などでは一定のドイツ語力を求められる場合があります。仕事の選択肢を広げるという意味でも、渡独前から少しずつ勉強しておくと役立ちます。
ワーホリでどのくらい稼げる?
勤務先の時給と勤務時間によって異なります。2026年の法定最低賃金は時給13.90ユーロ(額面)ですが、手取り額は税金や社会保険など個人の条件によって変わります。家賃などの生活費も地域によって差が大きいため、「毎月○ユーロ貯金できる」と一律には言えません。
まとめ|デュッセルドルフで見たワーホリの仕事探し

私がデュッセルドルフに4年間住んでいた間、ワーホリで来た日本人の友人を何人も見てきました。
そこで感じたのは、仕事の見つけ方も働き方も一つではないということです。求人サイトだけでなく、日本人コミュニティや知人から仕事を知ることもあり、語学力や希望する職種によって選択肢も変わります。
ワーホリだから必ず仕事が見つかるわけではありませんが、求人を探す場所を一つに絞らず、応募前には仕事内容や雇用条件を確認しておくことが大切です。
これからドイツでワーホリをする人にとって、私がデュッセルドルフで見てきた経験が仕事探しの参考になればうれしいです。


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