「ドイツ旅行、何を着ていけばいいんだろう?」「日本の感覚で服を選んだら浮かないかな?」——そんな不安を持っている方も多いのではないでしょうか。
単独でドイツに渡り、5年以上住んでいる私が正直に言うと、最初はかなり失敗しました。日本から持ってきたお気に入りの服やワンピースは全く着なくなって、ほぼ全部捨てるか実家に送るはめに。
それくらい、ドイツでは服装の感覚が変わりました。
この記事では、日本人がドイツでやりがちな服装の失敗を7つ紹介します。旅行前にチェックしておくと、余計な荷物を持たずに済みますよ。
1. ヒール靴で石畳を歩く→転倒リスク大

ドイツの旧市街は石畳の道が多く、見た目は素敵ですが歩くのはかなり大変です。凸凹していて不安定なうえ、雨の日は滑りやすい。
ヒールが石と石の隙間にはまって、バランスを崩して転びそうになることも。私も最初の頃にヒール靴で、旧市街を歩いて、本当に大変な思いをしました。
それ以来、ドイツではほとんどスニーカーかフラットシューズしか履いていません。ドイツ人女性のほとんどもスニーカーかぺたんこ靴。
ヒール靴で歩いているのは観光客くらいです。旅行でたくさん歩く予定があるなら、履き慣れたスニーカーを持っていくのが正解です。
- 石畳の旧市街ではヒールは危険
- スニーカーかフラットシューズが正解
- 歩きやすい靴を最低2足は持参
2. パステルカラー・フリル系の服→完全に浮く

日本の街では、パステルピンクや水色のふんわりしたワンピース、フリルやリボンがついた服を着た女性をよく見かけますよね。でもドイツでは、こういった服を着ている人をほとんど見かけません。
ドイツでは黒・グレー・ネイビー・カーキ・ベージュといった落ち着いた色が主流。パステルカラーは「子どもっぽい」と受け取られることもあります。
フリルやレースがたっぷりついた服も、ドイツの街では完全に浮いてしまいます。私自身も、日本から持ってきたパステルカラーのワンピースは一度も着ないまま実家に送り返しました。
周りに馴染みたいなら、シンプルでベーシックな色の服を選ぶのが無難です。ただ、正直に言うと、周りの目が全く気にならないなら自分の好きな服を着るという選択肢も全然アリだと思います。
私にはその勇気がなかっただけなので…泣
- パステルカラー・フリル・リボン系は浮く
- 黒・グレー・ネイビー・カーキが現地スタンダード
- シンプルなベーシックカラーが無難
3. 日傘をさす→かなり目立つ

日本では夏の日焼け対策として日傘をさす女性は多いですが、ドイツでは日傘をさしている人をほとんど見かけません。ドイツ人は日差しを「気持ちいい」と感じる文化があり、日焼け対策という概念自体があまりない。
日傘をさして歩いていると、周囲の視線が集まることがあります。私もドイツに来たばかりの頃、日傘を持参していましたが、あまりにも目立つので結局一度も使いませんでした。
日焼けが気になる場合は、日傘よりも日焼け止めとサングラスで対応するのがドイツ流です。
- 日傘をさすのはドイツでは珍しい
- 日焼け対策は日焼け止め+サングラスで
- 気にしないなら使ってもいいが目立つ覚悟を
4. 夏に薄着すぎ→夜に凍える

ドイツの夏は昼間こそ半袖で過ごせますが、夜になると急に気温が下がります。日中は30度近くあったのに、夕方から夜にかけて10度台まで下がることも珍しくありません。
薄着のまま夜のビアガーデンや川沿いの散歩に出かけると、寒くて早々に切り上げることになります。特にライン川やモーゼル川沿いは風が冷たい。
夏のドイツは昼間と夜の気温差が大きいので、薄手のカーディガンやジャケットを必ず持ち歩くようにしましょう。重ね着できる服装が鉄則です。
- 夏でも夜は10度台まで下がることがある
- 薄手のカーディガンかジャケットは必携
- 重ね着できる服装が基本
冬の防寒対策について詳しく知りたい方は、実体験に基づいた完全ガイドもあわせてどうぞ。

5. 教会でノースリーブ・短パン→マナー違反

ドイツには世界遺産の大聖堂や歴史的な教会が多く、観光スポットとして人気があります。ケルン大聖堂やトリーアの聖ペテロ大聖堂など、多くの旅行者が訪れます。
ただし、教会内でのノースリーブや肩が出る服、短パンはマナー違反とされています。夏の観光中でも、教会を訪れる予定があるなら薄手のカーディガンやストールを持参して、肩を隠せるようにしておくと安心です。
入口で注意されることもあるので、事前に準備しておきましょう。
- 教会内はノースリーブ・短パンNG
- 薄手のカーディガンかストールを持参
- 肩と膝が隠れる服装が基本
6. フォーマルすぎる服装→場違いになる

日本ではレストランや観劇などの場面でフォーマルな服装をすることがありますが、ドイツでは一般的なレストランやカフェではカジュアルな服装で十分です。
観光地を歩く時もそうですが、ドイツ人は基本的にTシャツ×ジーンズでどこにでも行きます。ミュンヘンのビアホールでもデュッセルドルフのレストランでも、ジーンズ+シンプルなトップスで十分馴染めます。
逆に、あまりにもフォーマルな服装で観光地を歩いていると「どこかの式典帰り?」という雰囲気になってしまいます。ただし高級レストランや劇場はドレスコードがある場合もあるので、事前確認は必要です。
- 一般的な観光・外食はカジュアルで十分
- ジーンズ+シンプルなトップスがどこでも使える
- 高級レストランや劇場は事前にドレスコードを確認
7. 日本のおしゃれ服を大量に持ってくる→ほぼ着ない

これが一番大きな失敗かもしれません。私自身、最初にドイツへ来た時に日本から持ってきたお気に入りのワンピースやおしゃれ着が、全く着る機会がなくなりました。
結局、ほぼ全部捨てるか実家に送り返すことになりました。それくらい、ドイツでは服装の感覚が変わります。日本でおしゃれだと思っていた服が、ドイツでは「浮く」服になってしまうのです。
旅行であれば全部持ってくる必要はなく、シンプルなTシャツ、ジーンズ、スニーカー、フード付きジャケットだけで十分です。むしろその方が荷物も軽くなって旅がしやすくなります。
- 日本のおしゃれ服はドイツでは着る機会がほぼない
- シンプルなTシャツ・ジーンズ・スニーカーで十分
- 荷物は少なめに、現地で動きやすい服装を
まとめ:ドイツ旅行の服装は「シンプル・動きやすい」が正解かも

ドイツでの服装タブーをまとめると、共通しているのは「日本のファッション感覚をそのまま持ち込まない」ということです。
- ヒール靴で石畳を歩く
- パステルカラー・フリル系の服
- 日傘をさす
- 夏に薄着すぎ(夜の防寒を忘れる)
- 教会でノースリーブ・短パン
- フォーマルすぎる服装
- 日本のおしゃれ服を大量に持ってくる
ドイツ旅行では「シンプル・動きやすい・重ね着できる」を基準に服を選べば間違いありません。スニーカー、ジーンズ、シンプルなトップス、フード付きジャケット。
この4つがあればドイツのどこに行っても浮くことなく快適に過ごせます。ドイツの服装についてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事もあわせてどうぞ。



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